2012年7月27日金曜日

7月26日(後発12日目)

今日からの2日間は「海外で活躍する日本人」がテーマです。これまで学んできたフィリピンの諸問題に対して、フィリピンで生活をしながら働いている日本人に話を聞きます。この2日間で、6人の方に話を聞きます。明日行うシェアリングでは、その中でどのような働き方に興味を持ったのかを発表します。

 最初に訪れたのはみずほコーポレート銀行のマニラ支店です。日本でもよく知られているメガバンクですが、ここマニラにも支店があります。マニラでは、主に日系企業やマニラに在住の日本人の方々を顧客として活動しています。
 お話を伺ったIshizunaさんです。銀行の業務から、マニラで生活をする上での困ったことや国民性など、とても分かりやすくお話ししていただきました。

 質疑応答では、活発な意見交換が出来ました。
 記念撮影です。
 その後場所を変えて昨日のブラカンについてのシェアリングを行いました。
<ブラカンの感想>
ホームステイの様子と、これまで行ったラ・サール、パヤタス、ブラカンの学校で良いと思うものを選んで話してもらいました。

Keishi. ホームステイの家はとても大きく、精米機を作っている会社を経営していた。ホストの生徒とは、ゲームやパソコンを一緒にして遊んだ。3つの学校では、ブラカンの学校が落ち着くので良いと思った。
Yoshito. 家も大きく家具も豪華だった。シャワーは出なかったので水をくんで浴びた。最初は嫌々だったけど、アットホームな家で楽しむことが出来た。みんなが明るかったという点で、パヤタスの学校が良いと思う。
Koki. マイケルの家は豪華で、路上との違いを感じた。みんなとても親切だった。向こうから積極的に話しかけてくれたという点でパヤタスの高校が良かったと思う。
Tomohiro. トライシクルに乗った。風が気持ちよかった。ステイ先には学校の他の友達もたくさん遊びにきてくれて、ゲームやボードを使って遊んだ。積極的に僕への質問が多く、友達という雰囲気を一番感じたのはブラカンの学校だった。
Kazuya. トライシクルは少し怖かった。ステイ先で出てきたご飯はどれもおいしかった。学校もキレイで、そこに通う小学生もいきいきとしていたので自分が通うならブラカンの学校が良いと思った。
Issei. 最初は心配だったけど、ステイ先はとても優しく、何よりご飯がとてもおいしかった。家にはキリスト教のお祭りで使う人形がたくさんあってびっくりした。学習環境がよく、体育館に惚れたラ・サール高校が良いと思う。
Kaito. ジオ君の家には犬がいっぱいいた。2人で、自分のことや趣味のことなどをたくさん話をした。設備が整っているラ・サール高校が一番良いと思った。
Daiki. 初対面の人の家で寝泊まりするのは初めてだったのでドキドキしたが、みんなフランクで優しかった。ご飯の後はテレビを見たり折り紙をしたりなどして遊んだ。生徒がとても親切だったパヤタスが良いと思った。
Taku. ステイ先には友達がたくさん遊びにきて、コマなどをやって遊んだが、難しいと言っていた。翌日にお父さんが「日本に帰っても忘れないで。」と言い残して仕事に出かけたのが印象的だった。やはりホームステイまでして友達が出来たブラカンの学校が良いと思う。
Tamawo. トタン屋根の家を想像していたので、とてもきれいな家でびっくりした。折り紙や、恋バナや、出張先からホストのお父さんとスカイプで話をしたりした。お母さんはフィリピノ語だったが、マーガレットが通訳をしてくれた。生徒と深い関係性を持てたのはブラカンだと思う。
Manami. 家では、エアコンのある部屋をわざわざあてがってくれた。話す内容は先発のことや自分たちのことを話した。UP(フィリピン大学)を目指していて、この国におけるUPの位置を知れたと思う。勉強を第一に考えて通うならラ・サールだと思った。


 ICANスタッフのManaさんより、NGOという仕事についてのお話をうかがいました。

 夜にはマニラに駐在をされているご家庭を訪問しました。Nomotoさん夫妻(写真右)のご家庭です。また、同僚のTajimaさん(写真左)もアドバイスをしてくださいました。
 ADB(アジア開発銀行)というところで、それぞれ経済や教育のエキスパートとして、発展途上国への援助などを行っています。ADBでのお仕事や、マニラにおけるプライベートの過ごし方などを話していただきました。
 生徒からは、語学についての勉強法や、マニラで困ったこと、勤務地がマニラとなった際の周りの反応は、といった質問が出ました。私たちは2週間しか滞在していませんが、海外で暮らしていく際のアドバイスをいただくことができました。
記念撮影です。

今日は、3種類の働き方を学びました。明日もまた異なる業種の日本人から話を聞きます。

1 件のコメント:

  1. お話してくださった方も、みなさんも真剣な表情ですね!!
    将来役に立つお話がたくさん聞けたことでしょう。

    みなさん少し太った??

    返信削除