ブラカンでの学校訪問&ホームステイの様子です。
9日夜のシェアリングでは、「どうすればブラカンでの学校訪問とホームステイをより良くできるか。」について話し合いました。カビテでのいくつかの問題を克服し、良い形で最後の学校訪問を終えるためです。シェアリングでは、「取り組みは真剣に」「相手の気持ちを考えて積極的に」といった意見がでました。
それが活かされたのか。見ていきましょう。
<7月10日>
まずは理事長さんに挨拶です。
Welcome委員会が立ち上がるほどに歓迎してくれました。フィリピンの学校はどこももてなしの心があふれています。私たちも見習わなくてはなりませんね。
ミリエンダです。
英語と数学の授業に参加をしました。数学は関数、英語は物語を読んで単語の意味を推測する、という学習でした。
英語を眺めて、考えているのか、それとも。。
昼食です。
ここでも調理実習で巻き寿司を作りました。こちらでは先生がシニガンという酸っぱいスープを作ってくれました。日本でいうみそ汁ですが、生徒には酸っぱすぎるのか、好き嫌いが分かれる料理です。ラサールの時と比べて、スムーズに行うことができました。
実習後はフィリピノ語のレッスンです。挨拶の復習から、少し高度な内容までやりました。
スポーツも行いました。女子はバレーボール、男子はサッカーです。スポーツも一つのコミュニケーションツールになります。
その後ホストファミリーのもとへと移動しました。各家庭で温かくもてなしてくれました。家庭訪問をしたときに、「ホテルよりこちらがいい。」と主張した生徒もいたほどです。後の写真を見ていけば分かりますが、全員ステイを楽しんでいました。
<7月11日>
全員楽しくステイできました。各家庭から登校し、朝礼後は市街散策です。最初に訪れたのは「バランガイ」という区役所に近い施設です。バランガイごとに自治を行っており、その地区の中でトラブルがあると、そのバランガイの首長に意見を述べたりします。
教会にも立ち寄りました。
その後、市場を散策しました。マニラよりも安全なので、より現地の普段の生活に近い経験をすることができます。
市場は混み合っています。すぐ横を、トライシクルというオート三輪が通過して行きます。互いに譲り合って人々の往来が成り立っています。
教会前で記念撮影。
その後は町のパン屋さんに行って、パン作りを体験しました。ロールケーキのようなもので、自分たちで作ったものはお土産にいただきました。
学校に戻るとレッチョンと呼ばれるブタの丸焼きを作ってくれていました。レッチョンは大きな祭りなどで作られる料理です。私たちのために準備をしてくれていました。
テントには日本とフィリピンの国旗が貼付けられています。こういう小さなもてなしも嬉しいですね。時間をかけて準備をしてくれていたと分かります。
レッチョンの焼き上がりまで、フィリピンの歴史を学びました。観光の日に出てきたホセ・リサールや、第2次世界大戦における日本とフィリピンの関わりなどを勉強しました。
昼食です。レッチョンをいただきました。とても柔らかく、美味しかったです。
昼食後は文化交流と終了セレモニーです。フィリピンからは、踊りを教えてくれました。こちらは、浴衣や甚平を着せて写真を撮ったり、折り紙を一緒に折ったりしました。
終了セレモニーで、ホストファミリーや生徒と一緒に記念撮影です。抱き合ってお別れをしている生徒も多くいました。たった1日のステイでしたが、大きな思い出を手に入れることができました。
帰りのバスの中です。慣れない土地でのホームステイで、全員疲れていましたが、冒頭の「カビテでの反省」はよく生かされていました。引率者として、カビテ後の流れのままホームステイするのはとても不安でしたが、とても良い取り組みを見せてくれました。もてなしてくれる相手のために、努力をして、相手のことを考えた言動だったと思います。
明日からは企業訪問や大使館など、また違う学習になります。
体調を崩す生徒が増えてきたので、しっかりと休んで終盤へと向かいましょう!
盛りだくさんのブラカンでの学校訪問&ホームステイでしたね!とても歓迎してくれた様子が伝わってきます。
返信削除豚の丸焼きには驚きです。ホームステイも良いご家族に恵まれて楽しく思い出深い経験になって良かったです。
あとは、体調に気をつけて!^^
毎日、貴重な体験をさせてもらっているようですね。
返信削除「英語を眺めて・・・」I looks like he is sleeping.(-"-)
豚の丸焼きは、なかなか見ることが出来ませんね!
抱きついてみたい(^_^;)です。