2012年7月16日月曜日

7月16日(後発2日目)

今日はラ・サール高校の訪問です。ここは高校生1,700人、幼稚園と小学校を合わせると全校約4,000人の学校です。ちなみに現在のフィリピンの学校制度は、小学校6年、高校4年、大学4年の6-4-4制(計14年間、7歳〜12歳が対象)です。
 朝礼に参加しました。奥の建物を見ると分かりますが、全員が顔を出して参加をしています。

 歓迎会を開いていただきました。数名のグループに現地の生徒がついて、今日一日行動を共にしてくれます。

 校内見学をしています。


 フィリピンでは、毎日10時、15時ごろにミリエンダと呼ばれる間食の時間があります。カンティーンと呼ばれる食堂で食べます。ミリエンダ→調理実習→昼食という、食べっぱなしのスケジュールでした。



 今回の調理実習はお好み焼きを作りました。みんな作り方に興味津々で、フライパンでお好み焼きを無事ひっくり返すと歓声があがっていました。






 午後は生徒会との交流プログラムです。グループに分かれて自己紹介や、「丸太を動かそうとしているショベルカー」などの情景を体で表現したりと、様々な方法でコミュニケーションしました。英語が通じない場面もありましたが、表情や身振りで乗り切っていきました。
最後に記念撮影です。この後バスケットボールをしてお別れしました。

ちなみに、このラ・サール高校の学費は一年間で11万ペソ(約22万円)です。これを最初に生徒に伝えたときには「安い!」という声があがりました。果たして本当に11万ペソというのは安いのでしょうか。フィリピンという国における1ペソの価値は、実は様々です。
明日以降で、その1ペソの価値がどのようなもので、人々の生活にどう関わっているのかを考えていくことにしましょう。

<今日の感想>
Koki. 教室にはテレビがあり、生徒はタブレットを使っていて驚いた。交流会での人々はみな優しくフレンドリーで、気さくに話しかけてくれた。バスケットがみんなうまかった。
Tomohiro. この学校の生徒は大柄な人が多くて、バスケットをしたときに相手をするのが大変だった。でもみんなで仲良くすることができて楽しかった。
Issei. 目覚ましが鳴らなくて遅刻しました。すみません。この学校の生徒はみんなお金持ちに見えた。優しくてフレンドリーで、授業中寝ている人は少なくてみな集中していた。
Keishi. 朝礼が7時半から毎日あり、大変だと思った。授業ではみんな積極的に手を挙げていた。体験授業で自分が当てられたときには周りの子が教えてくれた。
Kaito. 目覚ましが壊れて寝坊しました。すみません。校内では英語が話されていた。みんな真面目でびっくりした。30分の休憩(ミリエンダ)では、とても多くの店が並んでいてうらやましいと思った。
Taku. たくさんの生徒がいることに驚いた。校舎は広く、歩いていると多くの人が話しかけてくれた。調理実習はお好み焼きを作ったが、うまくいって良かった。バスケでは、みんな体格に関わらずすばしっこかった。
Yoshito. 授業の雰囲気が良かった。どこでも冷房が効いている。みんなとてもフレンドリーだった。昼食で食べたバナナの春巻きがおいしかった。帰りのバスで見た景色で、高層ビルの横にボロい家が並んでいた。
Kazuya. 体験授業のときに隣の席の子がいろいろ話しかけてくれて嬉しかった。自分が当てられたときにも教えてくれた。調理実習がうまくいって良かった。一緒に組んで回った生徒が、周りに僕を紹介してくれて嬉しかった。
Daiki. 校舎はキレイでとても大きかった。授業はよく分からなかったが、周りが説明をしようとしてくれた。バナナの春巻きがおいしかった。帰りがけに、道ばたで上半身裸のおじさんが普通に歩いていてびっくりした。
Manami. 学校は広く、宗教色の強い場所だった。英語とフィリピノ語の両方が話されていた。タブレットを使って授業をしており、先進的だった。参加型の授業が多かった気がする。
Tamawo. 清潔な学校だった。朝礼のバンド演奏は独特だった。授業は英語で行われていた。学校では英語、友達や家ではフィリピノで話すそうだ。帰りがけに、道を一本曲がるだけで建物の雰囲気がちがっていたりした。


2 件のコメント:

  1. 子供達の金銭感覚に驚きました。22万日本でも大金と思いますが…

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  2. 素敵な学校ですね、人数の多さにビックリです!!
    1月に名古屋国際に来てくれた生徒さん達の顔が揃っていますね、皆さん元気そうで嬉しく思います、再会の喜びを素直に表現できましたか??

    目覚まし時計よりも先に起きてしまうほどの緊張感を持って残りの研修を頑張ってください!!

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